日本人も学ぶ日本語

○この日付の朝日新聞朝刊より

 

(前略)山下さんは「言語の本質は音。この単純なことが最近の日本の語学教室では忘れられているのではないか」と思っている。

「発音が悪くても通じればいいのでは」と言われることがある。例えば濁音と清音。私たちは「はひふへほ」より「ばびぶべぼ」を強く発音滋賀知だ。だが、そうすると韓国、中国出身の人たちは区別しにくいという。「てんてん(濁音)があったときはむしろ力を抜いて下さい。逆にてんてんがないほうが強く発音します」(後略)

清濁ではなく、有気音・無気音で区別する中国語(ということは韓国語もそうなのか)を踏まえてのことなのだろう。

 

必ずしも強く発音すると有気音になるとは限らないので、私はこういう言い方は避けるのだが、それでも、まずはこういう感じでざっと分かりやすく言うことも必要なのかな、と改めて思った。

 

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