「死ぬ瞬間」

この日付の朝日新聞夕刊より

大学に入った頃、図書館で見つけた本、「死ぬ瞬間」。

最初オカルト本がこんなところにあるのかとビックリしたが、手に取って読んでみると、我も忘れて引き込まれた。10時に閉まる図書館。初めての寮での一人暮らし、そんな時間までやりたいことに没頭できるというのも新鮮だった。

その本は心理学などのコーナーにあったような気がする。そして、その周りの本も読みあさった。奇妙な箱庭療法の写真、絵画療法で、自我が壊れていく社長の自画像がどんどんヒトの体をなさなくなる様、ゾッとしたり、涙ぐんだり、考えさせられたり・・・。

振り返れば、あの頃はぜんぜん専攻の本を読んでなかったなあと懐かしく思う。

 

 

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