指揮者見ないオケ&お気に入り短歌


この日付の朝日新聞朝刊より。

●指揮者見ないオケ、「耳」で協奏 「デア・リング東京」公開演奏会へ
https://www.asahi.com/articles/DA3S13651184.html



・二十歳から始めることとやめること考えている猫をなでつつ(富山市 松田さん)
【馬場あき子評:第一首の作者はいつしか二十歳に。今後の進路を慎重に考えている様子が、猫とともに見えて楽しい。】
佐佐木幸綱評:第二首、何をはじめ何をやめるのか。読者の一人として気にかかるところ。】
→ほか永田和宏も選んでいた。これは松田姉妹の姉ちゃんの方。ねこいいなあ。

・おおきくはしなくていいと祖父はいい父もまもったちいさな書店(東京都 高橋さん)
→おとうさんの次はどうなるのだろう。高橋さんは継ぐのだろうか?


・着ぐるみの中身に水を振舞へる(相馬市 根岸さん)
→中の人なんかいない。だから水を振る舞うのはあくまでも「中身」。