租税教室/お気に入り俳句&短歌/北花田阪急閉店


●この日付の朝日新聞朝刊「学びを語る」より

小学生対象の租税教育の例として、所持金が700万円、400万円、100万円の3チームを作り、300万を公平に集めるにはどうするかを考えさせるというケースを挙げていた。

一律徴収は消費税と同じ。でも「少ない班の立場を思いやる」と、割合を10~30%と班ごとに変える。これは累進課税所得税と同じという。

小学生でも分かることなのに、どうして、累進課税を強化しないの?
もうひとつ、消費税施行前の「贅沢税」をどうして復活させないの?

http://www.asahi.com/articles/DA3S13064220.html



●この日付の朝日新聞朝刊「俳壇・歌壇」より

・海賊の砦の跡の鹿尾菜(ひじき)刈る(今治市 藤原さん)
・草刈りを止めて鬼蜻蛉(やんま)の羽化を待つ(福島市 菅野さん)
金子兜太評:菅野さん。草刈りの動、羽化の静。対比が絶妙】
→このふたつは難読シリーズ。「鹿尾菜」は驚愕した。やんまはなんとなくわかるけど、鬼蜻蛉で「やんま」と読ませるなら、オニヤンマは鬼鬼蜻蛉になるのだろうか?

・飼い犬のむくり夜業の父帰る湖南市 岡崎さん)
→むくり、がいいなあと思う。

・夏空や氷のうかぶ猫の水(広島市 金田さん)
→「猫の水」と呼ばれる何かがあるのか、逃げ水とか?と思ったが、でも逃げ水に氷を浮かべるのは変。ふつうに、ねこ用の水に氷を浮かべてるのだろうか。ねこは冷たい水でもいいのだろうか。おなか壊さない?

・人よりも若干多めの鹿が来て煎餅飛ばし大会始まる(大和郡山市 四方さん)
→「若干」が好き。

・本棚にこち亀ズラリ置き去りし子は佳き人と春吉に居り(杵筑市 小林さん)
→うちもこんなもんだったかも。
しかし「春吉」ってなんだろう? 春の吉日みたいな意味か? 調べてみたけど地名しかでてこなかった。福岡県の地名。ついでに「杵筑市」を調べてみたら、読みは「きつきし」場所は大分。ほんなら「春吉」も地名で、結婚してそこに住むようになったということか。



●この日をもって北花田阪急が閉店。歩いて行ける百貨店がなくなるというのはちょっとさびしい。